【不動産売却の新常識】ホームステージングって何?高く売れる?効果は?全部解説

【不動産売却の新常識】ホームステージングって何?高く売れる?効果は?全部解説

本記事を見ることで解説できること

  1. ホームステージングって何?
  2. 高く売れるって本当?
  3. 普通の売り方との違いを知りたい
  4. 自宅を最高値で売る方法

不動産(戸建てやマンション)を売却する時に、絶対に知っておくべきことがあります。

それは『居住中なのか空き家によって販売戦略が変わる』ということです。

その販売戦略は”ホームステージング”というものですが、日本ではまだ馴染みが無いので、理解している人はほとんどいません。

むしろ不動産業者でも知らないことが多いです。

特に居住用の不動産(自宅)を売りたいと考えているのであれば、絶対に知っておくべき知識なので、絶対最後まで御覧ください。

ホームステージングとは

まず、はじめに今回の肝となる”ホームステージング”について解説します。

日本では、馴染みの無い方法ですが、ホームステージングとは1972年にアメリカで生まれた不動産を高く売却するテクニックのことです。

簡単に説明すると、売却する家やマンションの室内を『家具や照明、小物やグリーンなどでモデルルームのように室内を演出するサービス』です。

不動産は、内覧に来た人に「ここに住みたい!」と、思わせないといけませんし、良い印象を与えることによって売却期間を短く出来ます。

発祥の地であるアメリカでは、家を売る時にホームステージングをするのはあたり前になっています。

ホームステージングで希望価格より6%UP?!

今回解説するホームステージングを行って売りだした物件は、行わない物件に比べて売却期間が半分になり、かつ希望価格より6%以上高く売れた、というアメリカの調査データがあります。

日本では馴染みの無いサービスだからこそ、ホームステージングを行うことで他の不動産との差別化を図ることが可能になります。

ホームステージング事例(空き家)

ホームステージングの重要性は理解したけど、実際の事例を見ないとピンと来ませんよね?

まずは、空き家のホームステージング事例を見ていきましょう。

空き家の場合は、建物に家具などが入っていないことが一般的なので、実際の家具を搬入します。

家具を搬入することで、実際に住み始めたときのイメージが付きやすいので、購入の意欲が上がってきます。

実際に写真を見てもらったら分かりますが、何もしていない状態とホームステージング後だと圧倒的に後者のほうが売れると理解いただけると思います。

同じ不動産であっても、売り方でこんなにも変わってきます。

ホームステージング事例(居住用)

次に紹介するのは、居住用(自宅)のホームステージング事例です。

空き家とは違い、売出しの段階で住んでいるので、空き家のように、家具を搬入することは出来ません。

そこで利用するのが、現在使用している家具です。

ただ、単純に家具の配置をキレイにするだけでは、失敗します。

ここで大事になってくるのが、快適空間比率というものです。

快適空間比率とは

簡単に説明すると、部屋の容積に対しての家具容積です。

一つの部屋に過剰な家具や荷物があると、生活感が出てしまいますので、快適空間になるまで荷物を片付ける戦略です。

実際に上記写真では、アフターで圧倒的に荷物量が減っているのが分かります。

このように人は、室内の荷物量を減らすことで、快適な空間に感じるようになっています。

計算式としては”家具容積÷部屋容積≦25%以下”となります。

居住用不動産を売却する場合には、ホームステージングを行う戦略を取らないといけませんが、数十万から数百万円単位で変わるので、積極的に行いましょう。

ホームステージングで得られる最大の効果って何?

これまでの解説で、ホームステージングの重要性は理解してもらえたと思いますが、実際にどのような効果があるのか知りたいですよね?

ホームステージングを行うことで、周辺物件よりも頭一つ飛び抜けることが出来るので、圧倒的な差をつけることが出来ます。

不動産売却は購入希望者に「ここに住みたい」と思わすことができないと売れません。

インターネットからの反響が圧倒的に高まる

不動産の売却の流れについて説明します。

まず、不動産を売り出し始めると、下記などによって買主を探していきます。

  1. インターネット広告
  2. SUUMOやアットホームへの掲載
  3. チラシ作成
  4. 看板設置
  5. VR内覧

特に現代ではインターネット社会なので、ほとんどの買主はSUUMOやアットホームを見ています。

ただ、ホームステージングを行っていないと生活感丸出しの写真ばかり並びます。

仮に、あなたが買主だったと想定した時に、生活感丸出しの不動産を見たいと思いますか?

やはり、内覧をしてもらうためには、興味を持ってもらわないといけません。

同じ物件でも、何もしていない生活感丸出しの物件より、しっかりとホームステージングを行い演出された物件の方が集客力が高まることは想定出来ると思います。

買主は6秒で決断しているが、その後押しが出来る

ホームステージングを行うことで、興味を持ってもらい、内覧につながったとします。

ただ、95%の人は知りませんが、人(買主)は、家に入ってからたった6秒で買うか買わないかを決めてしまうといわれています

これは私の経験からも納得できる内容です。

決まらない物件を案内したときには、玄関に入って、サッと各部屋を見て『お時間作って頂きありがとうございました』と買主は去っていきます。

買主は、自分がこれから住むことを前提に内覧しているので、そのままの状態で出迎えたら、『即断でこの家は無い』と判断されます。

反面、ホームステージングを行うことで、第一印象が格段に良くなるので、買主に「ここに住みたい!」と思わせる確率が上がります。

ホームステージングはお金をかけてまでやる価値ある?

ここまで解説してきましたが、一般的にホームステージングは、数万円~数十万円の費用が発生します。

空き家であれば、家具を搬入するので、それなりにかかってきます。

ただ、そこまでお金をかけてやる価値がある必要ある?と思いますよね?

私個人的には、自宅を売却するのであれば絶対にホームステージングは行うべきだと強く思っています。

理由は、ホームステージングを行うことで売却期間が短くなるというデータが出ているからです。

ホームステージングを行わずに売却活動を開始して156日売れなかった物件に、ホームステージングを施したところ、平均42日間で売れた

※株式会社ホームステージング・ジャパンデータより

ホームステージングすることで値段交渉されにくくなる

不動産販売を開始して3ヶ月経過したタイミングで価格変更を行うことが一般的です。

理由は媒介契約の期間が最長で3ヶ月しか出来ないからです。

ただ、この価格変更で一気に50−100万円下げることはザラにあります。

それであれば、数万円から数十万円の費用を支払ったとしても価格交渉されにくい売出し方を行うほうが賢いです。

しっかりとホームステージングを理解して売却活動を行うことで、売却期間を短くすることができますし、値段交渉もされないのであれば絶対にやっておくべきです。

株式会社おもいで不動産では家具消し&バーチャルホームステージング無料

ここまでホームステージングの重要性を解説してきましたが、当社では代表取締役自らホームステージング協会の『ホームステージャー2級』の資格を保有しています。

その経験を基にホームステージングのアドバイスも行います。

更に当社に専属専任媒介契約もしくは専任媒介契約を結んでもらった方限定で、リビングの家具消し&バーチャルホームステージング(1枚)を無料でつけさせてもらいます。

自宅売却の場合、リビングは売出しの顔になりますが、生活感を消すのが非常に難しいです。

そこで当社でリビングの家具を全部消して、バーチャル家具を配置いたします。

詳しい内容についてはお問い合わせいただけましたら、説明いたします。